みなさん、こんにちは。本格的な夏が始まり猛暑が続いておりますが、体調はいかがでしょうか。北部病院の新人看護師は、複数患者の受け持ちや術後の患者さんを担当するなど、新しい課題に奮闘の毎日です。今回は、集合研修や自部署で新しい課題に取り組む熱い新人看護師たちの様子をお届けします!
集合研修では、心電図モニター、除細動器、輸液ポンプ、シリンジポンプなどME機器の取り扱いについて学びました。こちらは、除細動器の取り扱いの風景です。チームの一員として、もしもの急変に備え、AEDモードへの切り替えと操作を演習しました。
いよいよ電気ショックをかけます…!
周りの医療者が通電することがないように「ショックをかけます。離れてください!」
ちょっと恥ずかしいけど、大きな声でアクションできました!
無事に正常波形に戻りました。よし、ガッツポーズ!
でも、「演習でもドキドキなのに、本番でできる気がしないです…。」と新人看護師。
誰にでも初めてがあり、『何もできなかった』という気持ちを味わうこともあります。
先輩看護師も、少なからずそのような気持ちを抱きながら成長し歩んできました。
『大丈夫!今は不安な新人看護師もきっといつの日か頼れる先輩になる‼』と教育担当は信じています。
こちらは輸液ポンプの演習風景です。気泡や閉塞などのアラームがどのように鳴り、アラームの対処時にはどのようなことに気を付けて対応するのか、根拠と実際を結び付けて、臨床工学技士の皆さんが丁寧に教えてくれます。
「困ったことがあったら、気軽に聞いてくださいね。」とフレンドリーに話しかけてくれます。病院では、看護師の先輩だけでなく、頼れる多職種の方々がいて、患者さんの安全をみんなで守っています。
こちらは、転倒転落予防に対しての研修です。
理学療法士の皆さんから直接、移乗介助を学びます。
ちょっとした工夫で、患者さん、介助者が共に楽に移乗できることを知り、すぐに使える技をゲットしました!
ここからは病棟での新人看護師の日常を見てみましょう。
早速記録をしている新人看護師を発見しました。
「今日大変なんです!初めて術後2病日目の患者さんを担当していて…。ドレーンとか挿入物もいっぱいだし、エピ(硬膜外持続麻酔)とか初めて見て、観察することも多くて、緊張しました。」「でも、一緒に離床のために病棟1周の歩行訓練ができたんです。」と興奮気味です。
そんな新人看護師を隣ではそっとフォローの先輩看護師が見守っていてくれました。冷静に助言をしてくれます。
これから術後のネブライザーを実施するようです。先輩看護師と目的、根拠を確認しながら吸入薬の準備を行います。
ベットサイドでは患者さんにネブライザーの説明を行い、実施してもらいました。
こうやって、ひとつひとつできることを増やしている新人看護師です。
現場では目の前のことで精一杯ですが、日々の実践を振り返りながら学びを深めています。
頑張れ!新人看護師!