Education教育・新人レポート

新人看護職員の歩み「新人看護職員のご紹介」
新人看護職員の歩み「新人看護職員のご紹介」

昭和大学横浜市北部病院 看護部教育担当の小松﨑です。
2023年度は89名の新人看護職員を迎えることができました。

 

4月に入り、入職式と入職者オリエンテーションが開催されました。
看護学生のときには、3年間のコロナ禍で頑張ってきました。
緊張と不安もありますが、辞令を手にして入職したことを実感しました。
いよいよ社会人生活のはじまり、はじまり。

病棟出勤の初日。新人バッヂを左袖にしっかり縫い付けて出勤できました。
病棟オリエンテーションを緊張な面持ちで受けています。

オリエンテーション後のリラックスタイム。新人からは「覚えることもあるけれど、頑張っています」

~血糖測定の演習風景~
患者確認を行って、説明と同意のもと実施しました。
手技を一つ一つ確認しながら、穿刺部位を選定して実践できました。

~ペン型インスリン注射の演習風景~
最初にデモンストレーションと説明を受けています。

早速、ペアを組んで皮下注射の実践。「初めて針を取り扱うので、緊張で手が震えました」
「針刺しに気を付けて、皮下注射に成功」

~昼食の風景~
眺めのよい食堂でランチタイム。手作りお弁当や食堂のお食事を摂取して、午後に備えて息抜きも大切にしています。
食事の際は、黙食。会話の際は、サージカルマスクを装着しています。

~吸引の演習風景~
閉鎖式気管内吸引を行うために、吸引手順を指さししながら確認中。

緊張しながらも「解剖生理に基づいて気管内吸引ができました」と、喜びの笑顔が印象的です。

~酸素療法の演習~
酸素の種類について説明を受け、その後、酸素流量計を中央配管へ設置。
酸素流量を3Lに合わせています。

酸素ボンベの流量計を付け替えしています。
「初めてスパナを手にしました。酸素ボンベって、思ったよりも重い」
皆で手技を確認したので、病棟で出来そうという声が多く聞かれました。

OJTの風景:集合研修で行ったことを、早速、自分の病棟で実践。
心配なところはナーシングスキルで再確認。先輩もワンポイントアドバイスを提示してくれます。

空の酸素ボンベを発見。満タンの酸素ボンベへ付け替えを開始。うろ覚えのところをお互いに説明して、知識と技術を再確認しています。

集合研修で習得した通りにできました。笑顔がいっぱいです。

入職して初めてのグループワークの風景。
新人「初対面でしたが、お互いの思いや意見を聞けたことで共感することができました」と、グループワークは白熱していました。自己の課題を考えつつも、コミュニケーションの大切さについて発言が聞かれました。

3人の同期の出身校は異なりますが、「みんな仲良し」と教育担当へ話してくれます。
辛いときも楽しいときも同期で分かち合っているようです。

先輩の眼差しも優しいです。

89名の新人看護職員が、患者さんのために安心と安全な看護が提供できるように今後も支援していきます。北部病院の新人看護職員の成長を楽しみにしていてください。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。