2月、来年入職予定の学生さんたちは国家試験を迎え、緊張していることと思います。
‘試験が終わったら次に何しよう?’
入職したら何を持っていけばいいのかな?
どういう準備が必要なのかな?買っておくものは?
休み期間中に遊ぶ計画を立てたり新人看護職員としてのイメージを持ったりするのも国家試験を無事に乗り越えるお守りとなりますね。
今回は、6B病棟の新人教育責任者のK係長とOさん新人のSさんに、ポケットの中の装備品とおすすめを教えてもらいました。
左)K係長 中央)2年目のOさん 右)新人のSさん
■油性3色ボールペン
正式な文書や提出物に消えないボールペンは必須です。ジェットストリーム4+1は1,000円しますが、書きやすいので人気です。消せるペンは自分のメモや手帳などだけです。
■油性ペン黒・赤・青
研修の他、ベッドサイドでも使います。マッキ―がおススメ。
■蛍光ペン
注意喚起や学習・研修でも使います。黄色だとコピーに写りません。
■メモ帳
A6サイズが白衣のポケットにぴったりサイズです。たまにしか当たらない処置も多いので教わったことをしっかりメモして自立できるように頑張っています。
基準手順を元に、その日に覚えたことを整理してまとめ、インデックスを付けて自作のオリジナルノートを持っている人もたくさんいます。
■はさみ
テープを切ったりロールになっている固定用のネットを切ったりします。ナーサスというはさみがおススメです。
■ペアン
きつく締まっているチューブを解除するのに役立ちます。
■タイマー
患者さんを複数受け持っていると、点滴の確認をしたり血糖値を測ったりいろいろやることがあるので、忘れないようにタイマーをかけます。夜勤中も使うので、振動で教えてくれる機能が付いているものが良いですよ。
■電卓
薬品の体重換算や投与予定速度など、忙しくても早く正確に計算するのに役立ちます。アラーム付きのものが便利です。
■聴診器
聞き分けられる、ちょっと良いものがおススメ。あまり高いものは重いし、10,000~20,000円ぐらいのもので十分です。
■時計
点滴管理・時間管理に必要です(感染管理上、腕時計はNG)クリップタイプのナースウォッチがおススメ。ポケットに止めて脱落防止です。
■ペンライト
瞳孔や口腔内の確認をするのに使います。LEDは目に向けてはいけないので、ニップル球のペンライトです。
■ハンコ
書類各種、社会人になると捺印の機会が増えます。訂正印もセットになっているシャチハタ ネームエルツインがおススメ。
■医療安全マニュアル(北部まもる君)
全職員必携!毎年配布される医療安全のポケットマニュアルです。あれ?これってどうなってたかな?と毎日のように使うため、1年でボロボロになるので、カバーを作ってかけている人もいます。
■看護者の倫理綱領
日々の看護実践の振り返りに活用しています。時々ハッとします。
Oさんの重厚なポケットの中身を並べていただきました。
普段ペン類は研修での頂き物のケースに入れています
これが先ほど出てきたオリジナルノート
2冊とも自分が分かりやすいようにまとめられて、よく使いこまれています。
K係長のポケットはずいぶんスッキリしていますが…
「電子カルテのフックにポーチを下げて業務をしています」
中身はだいたいOさんと同じですがお手製ノートが無いのは、さすが係長!頭の中ですね。
お二人とも、おすすめの詳細までありがとうございました。
七つどころではなくたくさんありますね!職場ではだいたみんな同じようなものを使っています。
聴診器やペンライトなどの小物は、誰かが間違って持って行っていた、などということもありますので、皆さん私物はほとんどテプラや刻印をして紛失防止に努めています。
ちょっと良い物を気に入って長く使う人は多いですね。少しずつ使いにくい、というものを我慢するより少しずつでも使いやすいものを使った結果、時間も節約できて仕事の効率もアップできます。