Education教育・新人レポート

新人看護師の成長 No.4 「報告連絡相談、いつ、どのように行いますか」
新人看護師の成長 No.4 「報告連絡相談、いつ、どのように行いますか」

 

こんにちは。藤が丘病院看護部教育担当です。7月に入り、暑い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今月は、質の良い睡眠について、膀胱留置カテーテル、転倒転落リスクのある患者さんの移送技術、そして、今年新たに企画した報告連絡相談についての集合研修を行いました。報告連絡相談が必要だということを知っていても、タイミングや伝え方がわからないという意見が昨年度多く聞かれました。そこで、今回の研修は、必要なタイミングや、報告ツールを活用した伝え方についてのシミュレーションを行いました。

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研修後は、「安全を第一に考えていきます。」「アセスメントや自分の考えが、きちんと伝わるように報告していきます。」などの感想が聞かれました。報告連絡相談はチームで協働する上で大切なスキルです。普段の業務の中で積極的に行い、そのスキルを磨いてほしいと思います。

 

次に今月の技術演習は、静脈注射・静脈穿刺について、各部署に教育担当が出向し、演習を行いました。新人看護師から「できるかな?難しそう…」「点滴の経験がないから、針を留置するってどんな感じだろう?」など不安な声があがりました。

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穿刺針の外筒を留置する細かい作業に苦戦しながらも、基本的な技術を習得することができました。今後は、先輩看護師の指導のもと部署で経験を積み、自信を持って実施できるように頑張ってほしいと思います。

 

さて、今月は一般病棟に勤務するOさんへ、夜勤業務デビューについてのお話を伺いました。

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Oさんは「1人で多くの患者さんを受け持つこと、業務時間が長いためスケジュールを上手く立てることができるか心配でした。」と、夜勤導入に不安があったようです。夜勤中は先輩看護師が、計画通り業務を実施出来ているかの確認と、業務のフォロー、振り返りをしてくれたそうです。「指摘されたことを次回に活かし、安全に業務できるようにしたいと思います。」と笑顔で話してくれました。そんな、Oさんの夜勤の心構えは、しっかり睡眠をとって臨むこと、先輩への報連相はタイムリーに行うこと、と教えてくれました。研修での学びを実践されていて、教育担当としても嬉しい限りです。今後も経験を積み不安を自信に変えていけるよう、頑張ってほしいと思います。

 

今回も研修、演習の様子から新人看護師の成長をお伝えしました。来月はBLS(一次救命処置)の演習です。次回も演習の様子などをお伝えしていきます。