皆さんこんにちは教育担当です。秋から冬へと移り変わり、カーディガンを着る季節になりましたが、皆さん体調を崩されていませんか?
季節の変わり目は、体調管理に気を付けてくださいね。
今回は、「新人看護師24時 夜勤編」をお送りしたいと思います。
新人看護師の10月から1月までの目標は、「チームメンバーの一員として役割を発揮できる」です。
先輩指導の下で、夜勤を数回行い、支援を受けながら、新人看護師は夜勤独り立ちデビューをします。
今日伺った病棟は、9月から夜勤が開始となり、新人Aさんも月3回の夜勤を行っています。
Aさんは、
「日勤はケア等に追われて時間管理がまだまだ難しいことがあります。夜勤はケアが日勤に比べ少ない分時間管理がしやすいですが、夜勤人数も3人と少ないので緊張感があります。夜勤もだいぶ慣れてきました」
と、笑顔で語ってくれました。
本日の夜勤リーダーは、今年度プリセプターとして、頑張ってくれた先輩Bさんです。
「夜勤はスタッフの人数が少なくて大変な事もありますが、Aさんは報連相をしっかりしてくれるので、安心して仕事を依頼できます」
「プリセプターとして新人が、成長する姿を見ることができ、自分の事のように嬉しい」
と話してくれました。
夜勤で患者さんの状態が急に悪化することもあります。
優先順位を考えて、多重課題・時間切迫の状況下で取るべき行動など、Aさんは着実に行えるように、日々勉強しながら、先輩たちに支えられ、ラダー1取得に向けて頑張っています。
今回伺った病棟は、新人看護師が心の風邪を引かないように、先輩というカーディガンが、厳しさの中に優しさをもって包み込んでくれていると感じました。
新人看護師の“今” 第5回ではプリセプター研修の様子をお伝えしましたが、今回は新人教育責任者会議の様子をお伝えしたいと思います。
新人教育責任者の役割は「新人看護師の職場適応と到達目標達成を支援する」です。
11月は中間報告会を行い、グループに分かれ新人教育で工夫した点、今後の課題など活発な意見交換を行いました。代表者3名選出し
「部署の特殊性を踏まえた内容に変更し、2年目以上の病棟スタッフの役割を明確化した。役割を明確化したことで、チームでの支援が強化できた」
「軌道に乗るまでは、フォロー体制など大変な時期もあったが、基礎看護技術と助産技術の習得を並行して行えるよう、日々調整し業務分担に反映できるよう、媒体などを工夫し効果があった」
などの発表を行いました。
発表を聴きながら、自部署でも取り入れられそうな内容などメモする姿もありました。
新人教育責任者21名は、屋根瓦教育の効果を最大限に引き出すことができるよう、日々教育計画のPDCAサイクルを回しながら、工夫しています。
教育担当次長より「2月の最終評価報告会を期待しています」と激励の言葉がありました。
発表した3名の皆さんと教育担当次長の4名で記念写真を撮り、11月の新人教育責任者会は終了いたしました。
次回は「新人看護師 初のボーナスの行方」をレポートしていく予定です。