みなさんこんにちは。昭和大学藤が丘病院教育担当です。寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。当院の新人看護師たちは、計画通り研修プログラムを終え、各自の課題に取り組んでいます。来年度まで残り2か月を切りましたが、この時期の新人看護師の成長は大きく、まだまだスポンジのように知識・技術を吸収しています。
~新人看護師の成長度について~
ラダー最終評価に向けて、各自、課題の達成にラストスパートです!
さて、今回は腫瘍内科、内分泌内科等、内科系混合病棟の新人看護師へ、インタビューしました。
穏やかな笑顔と対応が素敵なKさん
Kさんの現在の課題は、急変時対応、抗がん剤の取り扱いと看護、経管栄養法の看護の習得です。今後は部署で演習や勉強会を行い、技術の習得を目指します。
そんなKさんに、来年度の目標について尋ねました。
「来年は自立して行動することが求められるため、報告連絡相談を徹底して、チームメンバーに自ら情報を発信していけるように頑張りたいです。」と話してくれました。実は以前、さまざまな業務が重なり、行動計画通りに動けず、インシデントを起こしてしまった経緯があるそうです。そのため「一人で焦っていても失敗のもと、必要な時にフォローを求める。」と意識を変えたそうです。患者さんのための安全な看護はチームワークの意識を持つことから生まれているのですね。
同期との会話は心が和む時間です
~新人看護師の忘れられない看護のエピソード紹介~
新人看護師の成長は、知識、技術だけではありません。患者さん、そして自分自身の看護観を大切にして、日々感性を磨きながら成長をしています。教育担当としても大変嬉しく感じたインタビューでした。それでは次回も新人看護師の成長をお伝えしていきます。