皆さん こんにちは 教育担当です。
1月中旬にセンター試験がありましたが、この記事を読んでいただいている看護学生の皆さんも、これから国家試験を受けるシーズンとなりますね。
そこで、皆さんの検討を願って、臨時・藤が丘神社を開設いたしました。「二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)」して頂けたらと思います。
私も毎日参拝しております。
今回は、救命病棟の「アセスメント力を高めたい」と力強く語る、Aさんに勉強方法についてお話を伺いました。
救命病棟は、チームメンバーが、それぞれの役割を果たすことで、屋根瓦式での教育支援体制強化を行っています。
具体的には 、毎月、新人看護職員全員に、「意識障害」「腎不全」など同じテーマが与えられ、個々で学習を行います。
Aさんのチームは毎月の学習の他に、 AさんのプリセプターであったBさんが指導役となり、毎月1事例、関連図を用い、病態及び観察、看護について振り返りながら学びを深めています。
学習した内容をチームのリーダー・サブリーダーが評価し、アドバイスなど、次回に生かせるようフィードバックを行います。
Aさんは
「実際関わらせて頂いた、患者さんの事例で関連図を描きながら勉強していくと、分からなかったことがわかります。そして、知識が使えるように学生の時は知識を覚えるという感じでしたが、今は、関連図を頭の中で描きながら、知識を使って患者さんの身体の中で起きていることを判断し、適切な対応が行えるよう頑張っています」
Bさんは
「Aさんのアセスメント力をつけたいという気持ちが持ち続けられるよう、気持ちの面からも支援していきたい」
と話してくれました。
新人職員の記載した看護記録からは、患者さんの入院前の様子など生活背景も把握した記録も書かれており、身体症状に合わせて、ADL(日常生活動作)が低下しないように働きかけを考えるなど、多角的に患者を看る視点も育っています。