当院に入職した新人看護職員は、プリセプターシップの6か月間、ユニホームの左肩に『新人バッチ』を縫い付けています。10月末にそのバッチを外す儀式が各部署で行われます。
今回は、新人バッチが取れた感想と現在の様子を6月にホームページに登場してくれた4名の今年度入職者に取材しました。
<昭和大学病院 Y・Oさん>
1.新人バッチを取って思うこと・感じること:
バッチの存在は大きかったです。バッチが取れたことに対する不安はありますが、チームの一員として頑張っていきたいです。
2.現在の業務内容:
日勤では5~7名の患者さんを受け持っています。大変なのは、限られた時間で情報収集することと多重業務です。やることが増えているので大変です。
今日は、7年目の先輩がフォローについてくれています。取材に行った時間が10時半頃で、皆さん忙しそうに動き回っていました。
3.自信のある技術:
患者さんへの接し方が丁寧だと言われたことがあります。忙しくても言葉づかいにはいつも気をつけています。これからは、受け持つ患者の数も増え、やるべきこと(入院・手術・退院・ICUからの転室など)も重なることがあるので、優先順位を考えて動けるようになりたいと思います。
フォローの先輩と一枚!「でこぼこコンビです。」と先輩が笑顔で一言。取材の間、Oさんの受け持ち業務を先輩に依頼します。先輩から「何しとこうか?それは私がラウンドした時に一緒に確認してくるね。」先輩に依頼するのは緊張します。Oさんがうまく伝えられなくても、適切にフォローしてくれます。
*お休みで帰省すると「帰りたくない」と思うこともあるそうです。でも、辞めたいと思ったことはないとも言っていました。業務が徐々に拡大し、うまく出来ないことにつまずくこともあります。そんな時は、先輩に助けてもらったり、相談することで解決することもあります。『屋根瓦体制』はそれができる教育体制です。また、Oさんは同期と食事に行って気分転換を時々するそうです。同期の存在はいつも大切です。
さあ、患者さんが待っています。取材後はまた忙しく動き回っていました。
取材:統括看護部 増田