昭和大学の新人教育の中で看護基本技術修得のために講義、演習を行います。
今回は「災害管理の知識」演習密着しました。災害時に自分がどんな行動を取ればいいのか…。まずは自施設の構造を熟知することから始まります。所属部署の新人全員で自部署をラウンドし、どこに危険が潜んでいるのかチェックします。部署にあるアクションカードを探し、避難時間を測るために非常口から外に出る最短ルートを辿りました。
写真:左:新人さん 中央:Sさん 右:U・Aさん
研修場所に戻ってからは皆でハザードマップを作成します。
写真:中段左から三番目:T・Sさん 他:新人さん
講義を担当してくれた災害看護CNSコース卒業 救急外来係長 Sさんのアドバイスの下、ハザードマップが出来上がりました。
大学病院 U・Aさんコメント
「仕事中は、目の前の業務で頭がいっぱいになってしまって、何が危険なのか考えられていませんでした。廊下に物を置かないことは基本ですが、物品の整理を普段から心掛けていきたいです」
大学病院 T・Sさんコメント
「NICUには、保育器など、すぐに使うために準備されたものが廊下に置かれていることがあります。
廊下に置くのは危険ですが、仕舞い込むことも出来ない。
いざという時に避難できるよう、綺麗に整理整頓したいと思いました」
Yコメント
「災害時にいかに素早く行動できるかは、日頃の訓練にかかっています。
自分だけではなく、患者さんを安全に避難させるため、避難経路だけでなく、アクションカードに沿った行動が出来るようにする必要があります。
病院開催の災害訓練だけでなく、病棟ごとの訓練も今後行われます。
その時に今日学んだ知識が活かせるはずです」
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